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マディソン突撃レポート!
Madison's report!

07 女子と自転車の架け橋に…

マディソン(メッセンジャー)
京都でのメッセンジャー歴5年、トライアスロン歴4年、関西の代表的なメッセンジャーレースを2年連覇。 東京で行われたメッセンジャー世界大会のカーゴバイクレースで堂々の3位。 そんなキャリアを持ちながら、ユニークでおしゃれな自転車用バッグを手作り・販売する「コゼバッグ」のオーナー、チエさんにインタビューしてきた。

数々の受賞のほかに、チエさんはストリートサイクリングコミュニティに大きな貢献をしている。 自転車イベントを3回も主催したことがあるのだ。2006年と2007年は京都で、2009年は東京で「チエ祭」を開催。 「新鮮で女性でも参加しやすいイベントをやりたかった」とチエさんは話す。

第1回チエ祭には、自転車好きが100人ほど京都市役所前に集合。 一緒に走ったり、おしゃべりをしたり、ゲームをしたり、チエさんが出題するクイズに答えたり。 コンペティションもあったけど、基本的には安全に自転車を楽しむことを目的にしたイベントだった。

参加者は東京、鹿児島、海外からとさまざま。それで、チームを組んでゲームをすることにした。 「京都の道がわからない人もいたし、チームの形にすると仲良くなってくれると思った」とチエさん。

チエ祭では、単にサイクリングするよりも深い関係を築くことができた。 アメリカから自転車メーカーのSurlyが来たこともあるし、恋愛も生まれた。 「うれしかったのは、その日一緒に走った二人がカップルになったこと」。

女子参加率の高さもチエ祭の特徴の一つ。景品がもらえるのは基本的に女子。 これは「もらった景品を自転車につけて、改造する女子を増やしたい」というチエさんの思いから。 女子のための自転車イベントとはいっても「ガールズオンリー」というわけではない。 女子が実際に足を運んで、参加できるイベント、という意味だ。

でも、悲しいことにチエさんはチエ祭を引退したらしい。 「今はバッグ作りで手いっぱい。でも9月に行われるNUTS! FESなど、ストリートイベントはサポートしていくつもり。 こういうイベントは大事だと思うし、自分はやらなくてもどこかで誰かが続けていってくれると思うから」。

(本紙掲載 2010年9月10日)


コゼバッグの新作にも乞うご期待!
http://www.cosset-bags.com