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マディソン突撃レポート!
Madison's report!

11自転車でショッピング!

マディソン(メッセンジャー)
2010年4月、自転車乗りにうれしい条例が大阪市で施行された。「大阪自転車駐車場の附置などに関する条例」で、都市環境をよくするため、新築の大型施設には駐輪場の設置を義務付けられるというもの。これで街中で買い物している間、便利に駐めるところが増えるはず…。

大阪では、歩道上に有料駐輪場が増えてきている。 とはいえ、まだまだ収容台数が少ない。 駐める場所に困るという声もよく聞く。 大型施設に駐輪場が設置されることで、駐輪環境はよくなったのかな? ショッピングの際に利用した、対照的な2つの駐輪場をご紹介。

1999年に開店した「東急ハンズ心斎橋店」は290台収容のパーキングを設置している。 出入口から角を曲がると駐車場横にエレベーターがある。 ここが駐輪場の入口。地下2階に下りたらバイクと自転車を駐めるスペースがある。 エレベーターに乗るだけでパーキングが済むのでらくらく。 駐車券やレシートの提示も必要ない。 店のドアまで1分もかからない。しかも無料のサービス!

一方、今年5月にオープンした「大阪ステーションシティ」の駐輪場はすごいことになっている。 まず、駐輪場の入口がビルから450mほど離れた、阪神高速梅田入口の横にある。 そこまで回り、自転車駐輪券を機械からもらって600台収容の広い駐輪場に入る。 7月末に行ったとき、駐輪スペースは半分も埋まってなかった。 1階で駐輪してエレベーターに乗り、3階まで行き、連絡バス乗り場へ。 ほぼ15分ごとに来るバスに乗ると、目的地のデパートの入口までは1分ほどで到着。バスに乗らずに歩道を歩くと4分かかった。

駐輪場利用料は1日200円かかるけれど、千円以上のレシートと駐輪券をサービスカウンターに持って行くと、駐輪代が無料になるサービス券を発行してくれる。 それら2枚の券を出庫時に精算機に入れて精算してから、出口でも駐輪券を挿入してゲートが上がると、ようやくゴール! 駐輪場への行き帰りはなかなか長い道のりだった。 まるでパーキングマラソンを体験したみたい。 駐輪場と一言でいっても個性はさまざま。 使い勝手のいい駐輪場がどんどん増えるといいな。

(本紙掲載 2011年9月6日)


余裕がある、大阪ステーションシティの駐輪場。

駐輪場〜大阪ステーションシティまでは約200m。連絡バスで移動する。