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マディソン突撃レポート!
Madison's report!

17ベロタクシーの試乗体験

マディソン(メッセンジャー)
4月27日、「ベロタクシー」という自転車タクシーを体験しに「第19回ロハスフェスタin万博公園」に行った。 万博公園へ向かうモノレールが大混雑しているのは、このイベントが大人気の証拠。 手作り雑貨や健康的なフードを販売するショップが多いなか、 ベロタクシーは、環境活動に積極的な酒造メーカーが、イベントの目玉企画として出展した。 ベロタクシーに乗って円形のコースを一周してみた。

ニューヨークのセントラルパークにはパッカパッカと優雅な馬車が走り、浅草には「よっしゃ、出発します」と車夫が曳く人力車が走る。 そんな素敵な乗り物に並べたいのが、京都のベロタクシーだ。 元は1997年にドイツのベルリンで「環境にやさしい新しい交通システム」として、都市部での運行を前提に開発された。 この自転車タクシーに乗って町を巡ると、不思議と気分が盛り上がり、お姫様にでもなったような心地がする。

平均時速11kmのベロタクシーがスローに走れば、馬車や人力車と同じく視界がオープンで、周りの景色がよく見える。 車体は、横から見ると細長いハート形をしていて、キャビンに3輪が付いている。 前にドライバーのペダルとハンドルを設置、後ろには2人用のベンチがある。 すぐそばにドライバーがいるから気楽におしゃべりできるし、観光ポイントの案内もしてくれる。

今回はイベント会場内の走行に限られるので観光ではなく試乗体験。 休みなく走り続ける2台のベロタクシーがメインゲートから常時見えているため、たくさん人が集まってくる。 「私、5回目!」「ぼくは6回目!」と、興奮した子どもたちが次々に最後尾に並ぶ。 みんな楽しそうに何回でも並び、この魅力的な乗り物を体験して、笑顔がいっぱい!

普段、この2台は京都の烏丸御池にある新風館あたりを走っている。 ベロタクシーの運行が日本で最初に始まったのは、2002年京都。以降、国内各地に広がった。担当ドライバーは、JR京都駅から京都水族館へのおすすめコースを教えてくれた。京都のベロタクシーのお客さんは観光客に限らない。街なかに住む人は買い物で利用するし、子どもと楽しむために乗る家族連れも多いという。運行開始から10年以上を経て、京都の暮らしにもしっかり溶け込んでいることがわかった。

ベロタクシー http://www.velotaxi.jp/

(本紙掲載 2013年6月14日)


マディソンと彼女の赤ちゃんが初めてベロタクシーに乗り万博公園でクルージング。景色をゆっくり眺められる。