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サイクルスタイル
cycle style

22 安田良太郎さん まいこさん (焼き鳥屋店主)

text by マディソン(ライター)
スムーズに移動できる
イタリアつながりの
自転車で大阪の街めぐり

愛車は?

「Bianchiのミニベロ1台。ここ6〜7年、これしか乗ってないほどお気に入り」(まいこさん)「東大阪のビルダーが作るCHARIBUのロードフレーム。フラットハンドルと太タイヤを付けて乗りやすく改造しました」(良太郎さん)

お世話になっている自転車屋さんは?

「東大阪のtwoPedal cycles。同級生の深沢俊介さんのお店で、彼はCHARIBUブランドで自転車も作っています。簡単な修理は、安田やの営業中に彼がわざわざ店まで来て、店の前で直してくれるので助かってます!」(良太郎さん)

好きなサイクリングルートは?

「川沿いや公園など緑が多いルートを選びます」(二人)


安田まいこさんと良太郎さん夫妻は、大阪・九条で「ヤキトリ安田や」を3年前にオープン、二人で店を切り盛りしている。放置自転車の撤去数が多い大阪の街だからこそ、自転車フレンドリーな「安田や」では、店の前に駐輪ラックを設置してある。なので、この店を訪れたサイクリストたちは、自転車のことを心配せず、おいしい焼き鳥に100%集中できるのだ。

食材の仕入れも、もちろん自転車で。「毎日、店から黒門市場までの片道約4kmを、チェレステ色のBianchiで走って行ってます」と、まいこさん。Bianchiといえばイタリアの老舗メーカーだが、良太郎さんの自転車もイタリアつながりだ。「僕のCHARIBUのフレームを作った深沢俊介さんは、イタリアで自転車づくりを勉強したナガサワレーシングサイクル・長澤義明さんの知識を受け継いでいるんですよ」(良太郎さん)。

それを証明する言葉を、良太郎さんの愛車のトップチューブに見つけた。「vita di bicicletta」ってイタリア語で書かれているけれど、どういう意味? 「自転車人生、です!」と笑顔で答えたくれた安田夫妻。二人そろってイタリア系の自転車に乗っているのが興味深かった。

(本紙掲載 2014年6月17日)