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世界の自転車事情
The World News

00 フランス・パリ

text by 中澤 茜(パリ市11区在住)
ウワサのレンタサイクルVélib(ヴェリブ)ってこんな感じ

パリでの自転車管理は大変だ。駐輪場付きアパートは滅多にみないし、しかも屋外に駐輪しておくと壊されるか盗まれる。自転車の価格は高めなうえ、防犯登録もない。自宅まで持ち込みたいがエレベーターが無いアパートが多く、毎回自転車を抱えて階段を昇り降りすると考えたら、自転車所持は大変な苦労を要する。

そんな面倒を減らしてくれたのは一昨年前から設置されたレンタサイクル、Vélib(ヴェリブ)。余暇利用以外にも出勤利用者が多い様子。ところが既に壊れた車体が増えてきた。これは全く残念なこと。Vélibの管理はきちんとされているので、やはり使う人達の自転車への愛情がmy自転車より薄いのだろうか。

しかしながらVélibの乗り心地はとても良好。がっしりした車体は重くて扱いにくいのではと思ったが、走ると安定してよく加速する。三段切り替え付きで坂道も助かる。また30分ごとにステーションに戻せば無料で使えるし、一年間のカードは29€と大変経済的だ。ステーションが増設されてますます便利になった。

パリは小さい都市で30分もあれば大概の場所に行けるし、モンマルトルを除けば急な坂は少ないので自転車移動にもってこい。カナル・サンマルタンからバスティーユを繋ぐ道や、ナションからヴァンセンヌの森までなど、木漏れ日の中を走るサイクリングコースもたくさんある。

メトロを利用する場合と移動時間に大差はない。私も今では地下に潜って乗るメトロが億劫に思うくらい、Vélibで自転車生活を満喫している。

(本紙掲載 2008年12月25日)


vélibが真っ二つに避けている!驚くパートナーのSlim。これはかなり派手に壊されていて、修理不可能のため即、撤去。
パリでは車道を走るため、広い交差点での信号待ちは自転車も最前列で。自転車マークは道路に描かれている。
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