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世界の自転車事情
The World News

07 ハンガリー・ブダペスト

text by 嶋崎イズル(名古屋・デイジーメッセンジャー)
自転車と街とのいい関係
メッセンジャー大会で見た東欧の街、ブダペスト

今年5月にハンガリーのブダペストで開催されたECMC(メッセンジャーのヨーロッパ大会)に参加してきました。 ECMCはその年のヨーロッパ最速メッセンジャーを決める大会です。 昨年東京では世界大会が行われ、その期間中、ヨーロッパのメッセンジャーが何人も家に泊まりに来て仲良くなったこと、 さらにその前年のメッセンジャーイベントでブダペストの友達ができたこともあり、今回参加することにしました。 仲間たちとの再会や、ローカルな街のメッセンジャーやブダペストのバイクコミュニティとの新しい出会いも今回の目的です。

さて、ブダペスト。街には200人ものメッセンジャーがいます。 街の人口が170万人なので人口に対するメッセンジャーの割合は日本の比ではありません。 わが名古屋は200万都市ですがメッセンジャーは10人にも及びません。

また、この街は、ヨーロッパ最大のクティカルマスが行われることでも有名です。 4月のアースデーと9月のカーフリーデーの年2回開催されていて、毎回5万人以上(!)が集まるそうです。

市内の道はでこぼこで、バイクレーンもほとんどありませんが、それでも走りやすかったのは、 この街で暮らす人々の意識の中に、自転車が日常のものとしてしっかりあるからかもしれません。 クルマも自転車も歩行者も、お互いをまったく敵視していなかったのが印象的でした。 クリティカルマスの影響もあるのかも。

日本では街を走る自転車やメッセンジャーが、まだ少し特別なものとしてとらわれがちですが、 それが自然に存在するこの街でのメッセンジャーイベントは、地に足がついたという表現がぴったりでした。

(本紙掲載 2010年9月10日)


ECMCのメイン会場。共産圏の面影残る工場地帯に集まるメッセンジャーたち。
道は凸凹、バイクレーンもあまりない、だけど自転車の存在感が大きくて走りやすいダウンタウン。
ブダペストといえばクリティカルマス。滞在中、このポスターは街のいたる所で目にした。
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