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世界の自転車事情
The World News

16 デンマーク・ボーンホルム島

text by 大西晶子(ボーンホルム島在住)
島をかけめぐるネイチャー&カルチャーサイクリング!

「バルト海の宝石」といわれるデンマークのボーンホルム島は、面積588km2、周囲103km、淡路島ぐらいの大きさの島です。 首都コペンハーゲンから電車またはバスとフェリーを乗り継いで3時間ほど。 夏には各地から多くの人が休暇で訪れ、森林公園、ビーチ、キャンプ、洞窟などで自然を存分に楽しみます。 そしてここは、自転車好きが集まる場所でもあります。

理由の一つは、移動の便利さ。 公共交通機関への自転車の持ち込みがスムーズにでき、レンタサイクルも充実、シティサイクルからMTBまで目的にあわせて借りることができます。 また、サイクリングロードの整備や自転車専用のサイン計画も行き届いています。

もう一つは、島内で多数開催されている自転車イベント。 「Bornholm Rundt」が有名で、これはボーンホルムを一周する約100kmのファンライド。 時間を競うレースではなく、一般参加が可能で、今年は1,200名以上の参加があって大盛況。 そのほか、プロレースでは「BORNHOLM PRO CYCLING」や「MTB STAGE RACE」、パラサイクリングレース「Handicap tour de Bornholm」とジャンルもさまざま。

さらに、自転車で行きたくなる場所がたくさんあるのもこの島の魅力。 私は、羊を育ててユニークな染色をする毛糸作家を訪ねるサイクリングへ出かけました。 島内には、陶芸やガラスなどクラフトの作家が多く住み、島のいたるところに訪問可能なアトリエがあります。 緑のトンネルが続く森林を抜けると、広がるのは湖、そして、馬のいる草原! 次に目に飛び込んでくる景色が見てみたくて、ぐんぐんペダルを踏み込む楽しさを実感できるこの環境、自転車好きが虜になるのもわかる気がします。

(本紙掲載 2012年12月18日)

ボーンホルム島
「Paradisbakkerne」という、島の中央に位置する森林地帯をサイクリング。森には野生動物が生息し、この日はハリネズミを発見! ボーンホルム島
サイクリング中に、フルーツやじゃがいもの無人販売所に遭遇。 ボーンホルム島
大きな荷台が付いた自転車「Ladcykel」の元祖で、王室御用達のクリスチャニアバイクはこの島で生産。前かごに子どもや荷物を載せて。
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