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世界の自転車事情
The World News

03 イギリス・ロンドン

text by 古野佐和子(ロンドン市在住)
もっとおしゃれに!
ロンドンサイクリングファッション

ロンドンのサイクリング人口は近年著しく増加している。 その背景にはロンドンの他の交通機関の問題、例えばストの多い地下鉄、時刻表がまったくあてにならないバス、 渋滞税のかかる自家用車など、が挙げられる。 それを助長するかのように、現在のロンドン市長は金髪をなびかせてのサイクリング通勤。 2012年のロンドンオリンピックへ向けて環境に優しい街のイメージ作りにも熱が入る。 サイクリングのイメージを向上するイベントも増加中で、毎週金曜には自転車通勤を推奨する「サイクル・フライデー」が実施されている。

イギリスでも自転車は車道を利用する。ハラハラするような瞬間が多く、事故も実際多い。そのため安全性は無視できない。

現在、ロンドンの自転車利用者の服装は、ピチピチのズボンとヘルメットで突っ走るスポーツ系、 ルックスは二の次でヘルメットと蛍光ジャケットが欠かせない安全重視系、そして自分のファッションポリシーのため、 普通の格好で走るスタイル重視系の3つに分かれる。 サイクリングがライフスタイルの一部になりつつある今、スタイル重視系はもちろんのこと、安全重視系の中でもサイクリングファッションへの注目度が高まっている。

しかし従来の自転車店は主にスポーツ系の男性向けで、女性に対しての配慮は少なく感じられる。 そこで筆者は、素敵な自転車アクセサリーがあれば、もっと楽しく安全なサイクリングが可能では? と、2年ほど前にブランドを立ち上げ、現在、ロンドンの自転車ファッションを先導する人気店、Bobbin、Cyclechicなどで販売している。

また最近では、英国を代表する大手服飾ブランドTOPSHOPがサイクリングファッションに参入した。 ますます盛り上がりを見せるロンドンから今後も目が離せない。

(本紙掲載 2009年9月29日)


筆者がBobbin、Cyclechicと共に開催した「Cycling Picnic」。 参加者は自転車で発電する映画やおしゃれコンテストなど、サイクリングを違う視点から楽しんだ。
人気ショップ「Bobbin」。 ブティックに近い感覚で、楽しくおしゃれなサイクリングアイテムが並ぶ。
筆者が手がけるSawako Furunoのヘルメット。 欧米各国の女性から共感と応援のメッセージが届く。
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