連載

Winter2024

no.60

WEB掲載日

2024年2月19日

おとなも こどもも! Fami活 サイクリング部 no.11 ぴったりヘルメットを選ぼう

大人も子どもも、自転車をもっと楽しむためのヒントを紹介する連載。今回は「ヘルメットの選び方」をお勉強! 2023年4月から着用が努力義務化されたヘルメット。購入前に試着したいけど、近くに自転車店がない、好みの商品が売ってない…となると、オンラインストアで購入する場合も。そんな時に必要なサイズ選びやフィッティングについてくわしく解説。ぴったりのヘルメットを正しくかぶって、安全にサイクリングを楽しもう!

ヘルメットも豊富に揃う! サイクリングオンラインストア

オンラインストア限定の特別コラムも公開中!

今回登場した、サイクリングヘルメットのLAZER「Codax KC AF」をはじめ、シューズやアパレルなども豊富に揃うシマノ公式オンラインストア。ここでしか購入できないカラーや製品など、オンラインストア限定品を中心に取り扱う。春に向けてアイテムを揃えたい人は要チェック!

shop-jp.shimano.com

STEP 1 頭のサイズを測ろう

ヘルメット選びで基本になるのが「頭のサイズ(頭囲)」。正確に測らないとぴったりのヘルメットを判断できない。適切なサイズを選ぶことで、かぶり心地が良くなるのはもちろん、ヘルメット本来の保護機能を果たせるように。

STEP 2 ヘルメット選びのチェックポイント

デザインや色のほかに大切な3つのポイントを紹介。サイズが大きいと転倒時に脱げるし、小さいと痛みを感じる場合も。頭の形は日本人と欧米人で違うことも知っておこう。

STEP 3 フィッティングしよう

自分に合うヘルメットを購入できたら、最後は実物のフィッティングへ。大きく3つのステップにわけて、正しいフィッティング方法を紹介するよ。既にヘルメットを持っている人も改めてチェックしてみよう。

フィッティングのOK/NG例

⚪︎ OKな場合

ゆるすぎない/痛いところがない/窮屈さを感じない/頭頂部まで入る/揺らしてもグラつかない

× NGな場合

痛みを感じる/ヘルメットが途中で止まる/頭頂部に隙間ができる/動くとグラグラと揺れる

❶正しい位置でかぶる

ヘルメットの先端を眉上に合わせ、目深にかぶるのが正解。深くかぶりすぎて視界をさえぎったり、おでこが見えるほど先端が上向きになったりするのはNG。左右均等にかぶることも忘れずに。

❷フィットシステムで調整

今回使用したLAZER社のヘルメット「Codax KC AF」はダイアルタイプ。少しずつ回しながらフィット感を調整しよう。目安はヘルメットがグラグラせず、指一本入るくらい余裕がある状態。

❸ストラップの調整

耳の前後から来る側面ストラップが、耳の下でつながるようにアジャスターを調整。最後にあごのストラップの長さを調整して、あご下に指2本程度の余裕を持たせたら、フィッティング完了!

STEP 4 頭を守る構造を知ろう

ヘルメットの役割は頭を守ること。頭部の保護技術には各社さまざまな工夫を盛り込んでいて、たとえばLAZER社独自のテクノロジー「KinetiCore」は、衝撃を受けた際に変形してエネルギーを吸収するクランプルゾーンを搭載。頭部への衝撃を最小限に抑える。

しっかり頭部を守る普段遣いのヘルメット

小型のバイザーがカジュアルな印象で、普段着にも合わせやすい、「KinetiCore」搭載ヘルメット。アジアンフィット採用で、適応サイズは54〜61cm。色は4種。
LAZER「Codax KC AF」
9,240円 税込

しっかり保護するキッズヘルメットも

「KinetiCore」を搭載した子ども用ヘルメット。「KidFit」システムで自動フィットしてくれるのも魅力。色は3種。適応サイズは50~56cm。
*2024年3月発売予定
LAZER「Nutz KinetiCore」
5,940円 税込

LEDライトで災害時にも対応

ライトを取り付けできるヘルメットは災害時、夜間の避難でも活躍! LAZER社では、ほぼ全商品に装着可能なヘルメット用充電式LEDライト(赤色)をラインナップ。
LAZER「ユニバーサルLED」
4,290円 税込

母ヘルメットのかぶり方、覚えた?

次男 4歳うん。もうグラグラしないよ〜

母正しくフィットさせて頭を守ろうね

次男 4歳ちゃんと守られてるって、安心!

 
紙面掲載日:2024年1月19日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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