サイクルピクニック部 no.20 気軽な道具でトライ! 「プロのレシピで楽しむ 燻製ピクニック」の巻 燻製ピクニック

ロケ地: 舞洲バーベキューパーク

ピクニックが楽しい春到来。お弁当を持参するのもいいけど、アウトドアで簡単な料理に挑戦すればさらに楽しい! 今回は自転車で道具を運んで楽しむ「燻製ピクニック」をご紹介。燻製ビギナー向けのレシピは大阪で人気の燻製酒場「wapiti」店主・秋谷さんに教わったもの。熱源となるバーナー以外は、100円ショップで手に入る道具ばかりなので、ひと手間加えて大人の味を楽しんでみて。

教えてくれた人

秋谷直弘さん
大阪・堺筋本町にある燻製酒場「wapiti」の店主。名物の燻製料理を目当てに多くの人が訪れる人気店で、姉妹店の「yacipoci」も好評。自転車歴は約30年というベテランでもあり、愛車はRivendellのSam Hillborne。「練り物や乾物が燻製初心者には一番おすすめ!」
Instagram:@wapiti2017

火を使える場所を事前に調べよう

シングルバーナーを使ってアウトドアで調理する場合、どんな場所でもできるわけではないので要注意。「火気使用がOKな場所」を必ず選ぼう。ビーチや公園によってはBBQ広場など、決められた場所でしか火気使用が許可されてないことがある。予約が必要な場合や、利用が有料の場合もあるので、出かける前によく調べておこう。

準備しよう!

[材料]

初級編「ちくわの燻製」
ちくわ 6本、ウイスキーチップ 大さじ山盛り2杯、桜チップ 大さじ山盛り1杯
中級編「手羽先の燻製」
鶏手羽先 5本、桜チップ 大さじ山盛り3杯強
A(下味):塩 5g(小さじ1)、三温糖 2.5g(小さじ1/2)、チリペッパー 2振り半、ローズマリー 1振り半、クミン 2振り半、パプリカパウダー 5振り

[道具]

❶ スモークチップ
燻製用チップ。今回はウイスキーと桜のチップを用意。
❷ トング
食材を扱うのはお箸よりトングが便利。
❸ ガス缶
バーナーに合わせたガス缶。今回は家庭用でもおなじみのCB缶。
❹ シングルバーナー
大きめの鍋が乗せられるサイズがベスト。カセットコンロでも可。
❺ アルミホイル
チップの下に敷いてチップの焦げ付きや鍋に穴があくのを防ぐ。
❻ クリップ
フタの固定用。密閉して熱を逃さないことが大切。
❼ アルミ鍋
鍋用とフタ用の2つ。チップの熱が直接食材に伝わりすぎない深めが◎。
❽ 網
アルミ鍋のサイズに合わせて用意しよう。

作ってみよう! 初級編 「ちくわの燻製」

① ちくわをセットする

鍋底にアルミホイルを敷いてチップを山型に盛る。セットした網にちくわ同士が接しないように乗せる。ちくわに水分が付いていたらキッチンペーパーなどでふき取る。

② 燻製する

強火で加熱。しっかり煙が出たらフタ&クリップをして弱火で10~15分ほど燻製。
POINT ときどき様子をチェック。ちくわの白い部分が茶色になったら完成。

③ できあがり!

燻製が完了したらお皿に取り出す。熱々のまま食べてもOKだが、冷ましながら少し乾燥させることで、香ばしい燻製の風味がちくわに定着して、よりおいしく。

〈おすすめアレンジ〉

燻製したちくわに相性の良いキュウリを入れて、マヨネーズを添えたらできあがり。アクセントを加えたいなら、ちくわと一緒に粒コショウを燻製して振りかけても◎。

作ってみよう! 中級編 「手羽先の燻製」

① 前日に下準備

保存袋にAと手羽先を入れてもみ込む(ローズマリーはティーバッグに入れる)。冷蔵庫で丸一日寝かせた後、水洗いして調味料を落とす。自宅でここまで準備。

② 乾燥させる

現地に運んだ手羽先の水分をキッチンペーパーでふき取り、お皿などに並べて30分ほど乾燥させる。水分が付いたまま燻製すると、酸味や苦みの原因になる。

③ 手羽先をセットする

鍋底にアルミホイルを敷いてチップを山型に盛る。セットした網に手羽先同士が接しないように乗せる。このとき、手羽先の形を整えておくと仕上がりがキレイになる。

④ 燻製する

強火で加熱。しっかり煙が出たらフタ&クリップをして中火で15分燻製。 POINT 全体が茶色になったら完成だが、生からの調理なので火が通ったか要確認。

⑤ できあがり!

燻製が完了したらお皿に取り出す。ちくわと同じく、食べる前に冷まして乾燥させることで、燻製の風味が定着しておいしくなる。少しだけがまんしよう!

〈おすすめアレンジ〉

ざっくりとほぐした手羽先の身をホットサンドに。マスタードを塗った食パンにはさみ、ホットサンドメーカーで加熱すれば完成! 野菜などを添えれば彩りもグッド。
text by 眞田健吾(編集部)
紙面掲載日:2022年4月28日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です