ようこそ! グラベルフレンズ Vol.2 グラベルキャンプにお邪魔します!

今回お話を伺ったのは、2〜3年前からグラベルバイクで自転車生活を楽しんでいる「如意谷朝練部」のジョンキチさん、クラモトさん、フジイさん(写真左から順に)。大阪北摂エリアで活動中!

「オフロード」の道を走るってムズカシそう? 「グラベル」って、どんな楽しみがあるの? そんな素朴なギモンを解決して、「グラベルライド」の魅力をやわらかく紹介する新連載。第2回は、あこがれのグラベルライド&キャンプ! 行き先は? 道具は? ビギナーは何から始めたらいいのかな?

グラベルキャンプにお邪魔します!

グラベルバイクのある自転車生活を取材したいんです、と「如意谷朝練部」メンバーに相談したら、「グラベルライド&キャンプをするので、のぞきに来ませんか?」と誘っていただいた! 大阪北部の「GORILLA FIELD TOYONO」でキャンプ中の皆さんにお話を伺ったよ。
撮影協力:GORILLA FIELD TOYONO (Instagram:@gorilla_field_toyono

CAMP!

グラベルバイクに1泊分のキャンプ道具を載せてきた3人。「自転車に装着したバイクパッキング用バッグにテント、寝袋、調理道具など一式を入れています」

そろそろ出発!道具を自転車に

バッグに詰めていく道具はどれもコンパクト!「僕らは登山も趣味で、縦走登山にも使えるようにと道具は軽量コンパクト。自転車キャンプにも共用できる」

15分で撤収完了 身軽さがイイ♪

短時間でパッキング完了できるのも自転車キャンプの良さ。さて、これからどちらへ?「よく寄り道するカフェを目指して、オフロードを混ぜつつ走ります!」

ナイスグラベル探してライド

森林と里山がゆるやかに混ざり合うエリアを走りながら、“良さげな道”探し。「道具を載せた自転車は重たいから、軽めのグラベルを少し走れたらいいな~」

脇道にて発見! 木陰のグラベル

「この脇道のグラベル、良いかも!?」。立ち止まった先の林道を観察する3人。「太めのタイヤなら大丈夫そう」「押し歩きで路面見てみる?」「そやね!」

GRAVEL!
グラベルは冒険!短時間でも楽しい

林道に入って路面を観察した3人。「おお、中は意外とひらけてる!」「シングルトラックもあるし、雰囲気良いね!」「ちょっとだけ走らせてもらいます~」5分ほど探検するだけで満足度が高い!

コーヒー休憩で次の“遊び”会議

グラベルを後にした3人は、下り基調の車道をサーッと走ってお気に入りのカフェ「EMMA COFFEE」さんへ。「あのグラベル良かったな」「次のキャンプはどこ行く?」「いいトコ見つけたで!」。コーヒー片手の“作戦会議”は尽きない。

グラベルライドの楽しみ方

ロードバイクからグラベルバイクに乗り換えた3人に楽しみ方のギモンを聞いてみたよ。

A. 見る景色が変わること!
趣味が山遊びで、「土の上を歩くとテンションが上がる」派。グラベルライドもその延長で、山や川に近いエリアで冒険感を楽しんでます。舗装路では気づかない発見があって景色の見方も変わる!(ジョンキチ)

A. 週末に2時間サクッと乗る
僕らは、週末の朝8時集合で短距離走ってランチ食べたら解散、みたいな遊び方が多いかな。グラベルは“タイパ”が圧倒的にイイんです。「5kmも走ってないけど大満足!」って笑いあうことも(クラモト)

A. 「Instagram」でつながってみよう
3人とも住んでいる地域は違うけど、走りに行くエリアが近いからInstagram経由で知り合って仲良くなったんです。「どのグラベルが走りごたえある」といったローカル情報は仲間から教わってます(フジイ)

A. コーヒーライドでDAYキャン
一番気軽なグラベルは河川敷だから、近場の川沿いを走って現地でコーヒーを淹れる「コーヒーライド」がおすすめ! そこから少しずつ道具を増やして、パッキング練習したらDAYキャンへ!(ジョンキチ)

A. カメラがあると、もっと楽しい!
グラベルバイクに乗って「見える景色」が変わると、写真を撮るのが断然楽しくなりました。出会った風景や仲間とのライド風景を撮って共有して、コミュニケーションを楽しむきっかけに(クラモト&フジイ)

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text & photo by 杉谷紗香(cycle編集部)
紙面掲載日:2024年10月31日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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