「ウィーリーさん」に教わるキホンの自転車ワザ 特集「ウィーリーで遊ぼう」〈前編〉 ウィーリーで遊ぼう
「cycle創刊時からウィーリーのワザにあこがれてて」。そう語る、cycle編集長オスギの夢を叶える特集企画!
ロックスターの装いでアツいパフォーマンスを魅せるウィーリー・マーキュリーさんにワザを教わろう。3つのレッスンでみるみる上達するコツを実践してみんなも一緒に「ウィーリー」できるようになろう!
ロックスターの装いでアツいパフォーマンスを魅せるウィーリー・マーキュリーさんにワザを教わろう。3つのレッスンでみるみる上達するコツを実践してみんなも一緒に「ウィーリー」できるようになろう!




教えてくれた人
ウィーリー・マーキュリーさん
愛車のミニベロ「ブリヂストンVEGAS」で、どこでもウィーリーできるのが特技。BMXライダーによる「エアトリックショー」でMCを務める。「JumpersStore」案内人。
Instagram:@jumpersfreddie
ロックスターの装いでアツいパフォーマンスを魅せるウィーリー・マーキュリーさんにワザを教わろう。
3つのレッスンでみるみる上達するコツを実践してみんなも一緒に「ウィーリー」できるようになろう!
特集「ウィーリーで遊ぼう」〈前編〉
ウィーリー練習の前に!知っておきたいキホン
「ウィーリー」は簡単なように見えて、実はとても奥が深いワザ。モーションを覚えて反復練習を始めると、時間を忘れて没頭しがちだ。ここでは練習を始める前に知っておきたい3つのキホンを、Q&A形式でウィーリー・マーキュリーさんに教わった。安全に練習をするためにも、初心者こそ全身をプロテクターでしっかり保護して、ケガから身を守ろう。こまめな水分&糖分補給も忘れずに!
Q1. 練習に適した自転車は?

左から、ハードテイルMTB、シティサイクル
A. 前傾姿勢にならないMTB
「サドルに座った姿勢が前傾にならない、練習する本人にサイズが合う自転車が最適。おすすめはリアサスペンションのないハードテイルMTB。小径シティサイクルもOK」Q2. 練習時のウェアや道具は?

初心者は転倒してヒジや背中を打ちやすい。長袖を着て、エルボーガードとグローブ、背中のプロテクターを着用。背中用は、汚れても良いリュックにエアキャップなどの緩衝材を詰めて背負っても。
A. プロテクターを必ず装着
「必需品は、ヘルメットとグローブ、ヒジ・ヒザ・背中のプロテクターの5つ。ボトムスは、プロテクターをヒザに着けた上からストレッチデニムやシェフパンツをはくと◎」Q2. 練習に適した場所は?

ウィーリーさんのホーム、「深北緑地」(大阪府大東市)で練習!
A. 平らな場所がベスト!
「ウィーリーでまっすぐ走る練習もするため、できるだけ広くて平らな場所を選ぼう。今回は、BMXとMTBの専用パークに隣接したコンクリート面の広場で練習を行ったよ」Lesson 1 ウィーリーのキホン
自転車の前輪を浮かせて、後輪で進むワザ。まずは、基本の動きをアタマに入れよう。

バランスをとるコツは「背中」にあり
「ウィーリーは後輪を中心に、テコの原理を利用するワザ。腕力まかせで前輪をあげるのではないのデス!背中全体でハンドルをひっぱり、同時にペダルをこいで後輪を前へ進ませると前輪が浮いてきマス。その後は肩、前輪、後輪の三角形でバランスを取って“ヤジロベエ”をつくるイメージ」
まずは「前輪を抜く」練習から
ウィーリー「スピードをつけて練習する前に、ペダルを踏む力で前輪をあげる感覚をつかむところから始めまショウ。ハンドルを軽く持って、サドルに座ったままペダルを踏むと後輪が進んで、前輪があがるんデス」

片足は地面につけて練習
オスギ「1、2の3で、グッと踏む! おおっ、結構な高さまで前輪がもちあがる~」ウィーリー「スムーズにあげられるようになるまで、片足つけて何度も練習シマショウ」
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です