コーヒー、カメラ、冷蔵・冷凍食品。みんな、どうやって運んでる？ 特集「運びたいものQ&A」 LEVEL 03：上級 運びたいものQ&A
「これって、自転車で運べるかな？」。そんな素朴なギモンにQ&A形式で応える特集。運びたいものから逆引きで考えて、「どうやって運ぶ？」を「できる！」に変えるさまざまなアイデアをレベル別にご紹介！
運びたいものから逆引きで考えて、「どうやって運ぶ？」を「できる！」に変えるさまざまなアイデアをレベル別にご紹介！
軽量かつ積載能力も高い定番
サイクルトレーラーといえばBurley。定番商品の「ノマド」は最大積載量45kgとたっぷり積載可能。フレームは軽量・高剛性なアルミ製で軽く牽引でき、2輪式＆同社独自の牽引装置により、すぐれた安定性となめらかな操縦性を実現。しかも、収納・持ち運び時は折りたたんでコンパクトに！
＊装着されているラックはオプションパーツの「ノマドカーゴラック」（別売）。
メッシュポケットを装備。防水性、耐候性にすぐれたナイロン製カバーも標準装備する。
Burley「ノマド」62,700円 税込（ライトウェイプロダクツジャパン）
www.riteway-jp.com
サイクルトレーラー入門に最適
気軽にトレーラーを導入できる入門機がOGKの「Camily」。リアキャリアにアタッチメントを取り付けるだけで簡単に着脱でき、子乗せ自転車で牽引できる設計も◎。取り外せば一般的なキャリーカートのようになるので使い勝手も抜群。買い物、キャンプ、日々の買い物まで、さまざまなシーンで活躍間違いなし。最大積載量18kg。
独自設計でスムーズな走行を実現。自動車ドライバーにトレーラーの存在をアピールするフラッグ付き。
OGK「Camily サイクルトレーラー」29,700円 税込（オージーケー技研）
ogk.co.jp
何でも積めるモンスタートレーラー
「とにかくたくさん運びたい！」のなら、Surlyが開発した本気の「BILL & TED TRAILER」を。軽くて強度の高い鉄の一種、クロモリで作られた頑丈な本体は、最大積載量136kg！ サイズは2種あり、ショートの「TED」の天面は813×610mmで大体何でも運べそう。ロングの「BILL」の天面は610×1608mm。車体への取り付けは、幅広い車種に対応する専用ヒッチ「TRAILER HITCH ASSEMBLY」が必要。
写真は「TED」。ボディの上に好みのボックスを設置すれば雨もへっちゃら。屋台も開けそう！？
「とにかくたくさん運びたい！」のなら、Surlyが開発した本気の「BILL & TED TRAILER」を。軽くて強度の高い鉄の一種、クロモリで作られた頑丈な本体は、最大積載量136kg！ サイズは2種あり、ショートの「TED」の天面は813×610mmで大体何でも運べそう。ロングの「BILL」の天面は610×1608mm。車体への取り付けは、幅広い車種に対応する専用ヒッチ「TRAILER HITCH ASSEMBLY」が必要。
Surly「TRAILER TED BED SHORT」132,000円 税込（MOTOCROSS INTERNATIONAL）
ride2rock.jp
Surly「TRAILER HITCH ASSEMBLY」60,500円 税込（MOTOCROSS INTERNATIONAL）
ride2rock.jp
上級編で紹介したサイクルトレーラーは、とても頼れるアイテムなのだけど、注意したいのは、サイクルトレーラーを取り付けた自転車は道路交通法上の「軽車両」に分類され、普通自転車にはあたらない。つまり、下記の規則を必ず守らないといけなくなるのだ。
- 車道走行と、KEEP LEFTがキホン。歩道の走行や右側走行、逆走は禁止。
- 「自転車通行可」や「自転車通行帯」と区分されている歩道の通行は禁止。
ほかにも規則がある（*注）けど、日々サイクルトレーラーやロングテールバイクを使っている筆者は、車道のみの通行に危険を感じることも。トレーラーが普及している自転車フレンドリーな国・地域ではトレーラー牽引しながら自転車道を通行できるところも多い。日本でも早く安全な自転車環境が確保され、クルマを選択せずとも自転車で荷物を運びやすくなってほしい。
*注 道路交通法や、各自治体の定める条例・公安委員会の定める規則を確認、遵守しよう。
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
