自転車の楽しさを伝えたい。福島県いわき市に拠点誕生 「いわき自転車文化発信・交流拠点 ノレル?」 noreru-iwaki.jp

「自転車を通して、楽しみ、喜び、笑顔になる。笑顔が人をつなぎ、人と人が地域をつなぎ、性別や世代、障がい者も健常者も、一人ひとりが輝ける場所になることを目指しています」と語るのは、同施設のディレクターを務める権丈泰巳さん。観光案内機能のほかに、自転車文化の発信やコミュニケーション拠点としての機能を持つ施設だという 。

家の一つが椅子とテーブルが備えられた「ワークルーム」。
また、読書や宿題、 ワーケーションに使える「ワークルーム」、キッチンを備えた「ダイニングルーム」なども備え、さまざまな用途で利用できる設備が整っている。「いわき 市は自転車のハード整備は進んでいましたが、ソフト 整備はこれから。ソフト整備を進める拠点として『ノレル?』が開設された経緯があります。 この施設から自転車の楽しさを伝えていければ」と権丈さん。

「ピットルーム」ではメカニックマンが自転車修理に対応。
公共交通機関の選択肢が少ない地方では、クルマが主流になりがち。自転車のメリットだけではなく、楽しさを伝えることで自転車利用を促すアプローチがすばらしい! いわき市で自転車好きが増えますように。
紙面掲載日:2022年1月14日
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