サイクルスタイル no.52 趣味の自転車×写真で竹原やしまなみ海道の魅力をもっと広めたい! 「室岡真人さん(料理人/Trattoria Mシェフ)」

愛車は?

「LOOKのロードバイク、675に縁あって昨年から乗り始めました。トップチューブからハンドルにかけてのフォルムが美しいバイクです。その前はKUOTAのロード」

竹原の魅力は?

「町並み保存地区など歴史あるスポットが多くてポタリング向きですし、がっつり走るならサイクリングルートも近い。さらに船で、とびしま海道の大崎上島や、“うさぎの島”で有名な大久野島へも渡れて、遊び方は無限大」

いつかチャレンジしたいことは?

「僕の出身地・静岡の伊豆を走りたい!西伊豆ラインを走りきるにはもっと脚力が必要だけど、あこがれてます」

尾道駅から呉駅をつなぐ約82kmのサイクリングロード「さざなみ海道」の途中にある海沿いの街・竹原。海の幸に恵まれたこの地で、イタリア料理店を営むシェフでありサイクリストが、今回登場いただいた室岡真人さんだ。

4年前、横浜から奥さまの地元である竹原へ移住してきたそうで、「通勤時や休日にサイクリングへ出かけて、心に響いた風景を写真に撮るのを楽しんでいます。竹原は歴史ある街で見どころも多く、地元を中心に県内のすてきな場所をお客様に伝えたくて」と語る。その“伝えたい気持ち”は店を飛び出し、Instagram(@masatomurooka)でも精力的に発信中。

ロードバイクに乗り始めたのは、竹原に移住してから。「移動用に自転車が必要になって中古で探してもらったら、手に入ったのがロードバイク。それで東京のシェフ仲間たちとしまなみ海道を走ったとき、感動して!それからは交通手段としてではなく、“楽しみ”として走るようになりました。自転車って、クルマより景色が12倍きれいに見えるんですよ。香りや光、海風、たまにはキツイ向かい風も、五感でまるごと楽しめるのがイイ」。

最近ハマってることは?「朝めしライド。トーストを焼いて、日の出とともに味わうだけですが最高。早起きしがいがあります」。

text & photo by 杉谷紗香(編集部)
紙面掲載日:2022年1月14日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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