サイクルスタイル no.51 放課後はサイクリング! 自転車の聖地・美山で遊び、育つ、自転車少年 「前田晄志さん & 金谷蕗さん(小学生)」

愛車は?

「GIANTのロードバイク、CONTEND」(前田くん) 「KhodaaBloomのロードバイク、FARNA」(金谷くん)

自転車歴は?

「僕は小学5年で、ロードバイクに乗り始めたのは小学3年から」(金谷くん) 「僕は小学6年で、乗り始めて1年ほど。すっかり自転車にハマってる!」(前田くん)

美山の魅力は?

「景色がきれいで、どの道も走りやすいこと。道はほぼ平坦で、起伏のある道も楽しい。拠点にしている施設・CYCLE SEEDSまでは家から15kmほどあるけど、毎日20〜30km走っても楽しくて、ぜんぜん飽きない!」(二人)

今年7月下旬、大阪・万博公園で開催された「CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021」の会場で、お揃いの黄色いジャージをまとって颯爽と走っていた仲良し2人組をキャッチ。

ジャージをよく見ると、子ども向け自転車教室の「Wielerschool Japan」の文字が。小学生、と言うので、ウィーラースクールに習いにきたの?と思いきや、やけにジャージ姿がキマっている。なんと、二人はスクールで子どもたちにお手本を見せる“先生役”だった!

「僕たちは京都の美山にあるCYCLE SEEDSという施設で出会った自転車仲間で、きょうは施設代表のブラッキー中島さんが運営するウィーラースクールのスタッフをしているんです」と前田くん。小学校の放課後や休日はいつも仲間たちとライドしているそうで、「学校が終わったらCYCLE SEEDSにとりあえず集まる感じ。ブラッキーさんが僕らと一緒に走ってくれることも多いから楽しい!」と金谷くん。恵まれた環境だなぁ!

美山では2010年、ブラッキー中島さんが中心となって “美山自転車の聖地プロジェクト” がスタート。それから11年、こんなたくましい自転車少年が育っている!「次の春までに皆でビワイチに挑戦する予定なんです」と二人は目をキラキラさせて語ってくれた。

text & photo by 杉谷紗香(編集部)
紙面掲載日:2021年10月22日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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