世界の自転車ニュース no.52 より安全な選択肢を! コペンハーゲンの自転車道で自転車用エアバックが普及 「デンマーク・コペンハーゲン」
Text by 小畑和香子(ライター/フランクフルト在住)


ヨーテボリ中央駅のデザインショップで販売中の最新モデル「Hövding 3」。
2005年、2人の女学生が開発したホーブディングは、これまでに約30万個を日本含む15か国以上で販売。2019年発売の最新モデルは、従来の自転車用ヘルメットより頭部の保護性能が8倍も高いという。スマートフォンにBluetoothで接続すれば、エアバックが開くと同時に、指定した緊急連絡先にメッセージが送信される機能も備わる。

スウェーデン語で首長という意味のホーブディング。利用者の動きを秒間200回感知し、事故時は0.1秒で開く。写真: Alexander Crispin
2022年からドイツ市場にさらなる販促を仕掛けるホーブディング社。同社のモットーのように「不可能を可能に」してゆくのだろう 。
紙面掲載日:2022年1月14日
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