おとなも こどもも! Fami活 サイクリング部 no.5 自転車のことを学ぼう
ここに来れば誰もが乗りたくなる!「シマノ自転車博物館」が開館
1992年の開館から長く親しまれた大阪府堺市の「自転車博物館サイクルセンター」が、今年3月、南海堺東駅近くで移転リニューアル! 地上5階建てのうち、展示スペースは3フロアで構成され、自転車の歴史、科学技術、文化、そして堺の産業史などをさまざまな資料と演出で紹介する。充実のマルチメディアライブラリーも必見!
入館料 大人500円、高校・大学生200円、中学生以下と65歳以上は無料/開館は10:00〜16:30(入館は〜16:00)/月曜&祝日の翌日は休(土日の場合は開館)
www.bikemuse.jp
STUDY ① History
自転車の歴史
いま、私たちが乗っている自転車は約200年前に誕生した。展示では、自転車の先祖「ドライジーネ」に始まる、自転車の発展を支えた発明を時系列で学習しよう。どんな発明が自転車をより速く、快適な乗り物にしたのかな?
あれっ、ミショー型ってペダルはあるけどチェーンがない!
チェーンなしで、どう進むと思う?
両足をペダルに乗せてこぐのかな。前輪だけだから、とても遅そう…。
車輪は木製で、タイヤもまだないんだよ。
キックバイク!?
自転車の先祖と言われる「ドライジーネ」。またがって、地面を蹴って前に進む。進化してる!
チェーンがついて後輪駆動になった「セーフティ」は1879年にイギリスで誕生。STUDY ② Science
倒れない仕組み
「自転車の科学」コーナーでは、自転車の「なぜ?」をわかりやすく解説する動画でお勉強。「自分のバランスがとれているから乗れてると思っていたけど、違うのかな?」。
動画の中で、人の乗ってない自転車が倒れずに進んでて不思議だった。
車体が倒れにくい構造になってるんだよ。「ジャイロ効果」の説明はわかった?
車輪が高速で回転していると安定する、って解説していたね。知らなかった!
いろんな科学の力で自転車は走るんだね。
STUDY ③ Learning
ワークシートでおさらい
ミュージアムの展示を見て学んだら、締めくくりに学びを深める「ワークシート」でおさらいしよう。歴史や自転車の仕組み、交通安全に関する質問にチャレンジしてね!
いつも乗ってる自転車の歴史や仕組みがわかって、とてもおもしろかった〜。
わかりやすい映像や実車の展示が多くて子どもも理解しやすい内容だったね。
体験型の展示もおもしろかったな。今度は、友達を誘って来てみたい!
博物館主催の子ども向けイベント
5歳以上が参加できる人気の「自転車乗り方教室」や、自転車のレプリカに乗って歴史を学ぶ「クラシック自転車試乗体験」、安全教室とサイクリングなど、さまざまな子ども向けイベントを実施中!(予約制のものもあり)。いずれも実施場所は大仙公園 自転車ひろば。
紙面掲載日:2022年7月28日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です