O 我らcycle編集部の自転車生活を振り返って、「運んだモノ」を自慢するコラム。こんなモノも運べるんだ！？っていうインスピレーションを、読者の皆さんにおすそわけする企画です。さて、1本目は？

Sじゃーん。「醤油」です！ KING CAGEのボトルケージにスッと収まるキッコーマン、まさかのピタリ賞！ 急に舞い込んだおつかいを無事に遂行できてガッツポーズ決めたけど、冷静に考えるとシュール。「日常の絶景感」あるでしょ？

O 確かに（笑）。醤油の赤キャップと黒ロゴが、愛車のVigore号と赤×黒のリンクコーデしてるのもズルい！さて2本目、私も“ピタリ賞”でエントリー。見て、ロングテールバイクに「灯油タンク」がシンデレラフィット！ 18Lタンクは持ち上げて載せるには重すぎるから、10Lタンク2個で快適に運用中。

S確かに灯油、歩いて買いに行くには地味にしんどいし、クルマ出すほどじゃない。そう思うとロングテールバイクは、走れる台車！

Sお次、エントリー3本目は「長い木材」。フレームのトップチューブと並行に木材をくくりつけたら運べそう、とひらめいて、計画的にやってみた結果がコレ。

Oちょっとした長いものを、ホリゾンタルフレームを強調しながら走るライフハック！ 自転車乗りなら誰しも、自転車でどうにかできないか？って考える瞬間があると思うけど、クルマを使わずリーズナブル＆エコに運ぶ最適解よね。

O4本目の「自転車×自転車」も同じような思考回路で考えた結果、ロングテールバイクの荷台にミニベロの前輪とヘッドチューブをヒモで固定して任務遂行♪

Sこういうの、うまくハマると「自転車の神さまのお告げ、キタ！」って思うよなー。

Oびたいモノの方から、こうやって運んで！って言ってくるような。最近読んだ料理研究家・土井善晴先生の本（『ええかげん論』）でも「石が笑っている」「器と手をつなぐ」という話があって、モノとの対話が大事なのかもね。