cycle設置店だより[第5回] 自転車で出かけたい名建築のミュージアム

全国に1,000か所以上ある「cycle設置店」それぞれの魅力に迫る連載。
今回のテーマは春のお出かけで目的地にしたいミュージアム。
建築、アート、写真、音楽と多彩な体験が待つ美の殿堂へ、自転車で出かけてみよう!
「水戸芸術館」

●企画展10:00〜18:00(入場は〜17:30)/月曜休(祝日の場合は翌日休)/茨城県水戸市五軒町1-6-8
WEB:www.arttowermito.or.jp
磯崎新の名建築からアートを発信!
コンサートホール、劇場、現代美術ギャラリーで構成される複合文化施設。シンボルは高さ100mの塔で、正三角形のチタンパネル57枚で構成されている。施設中央には大きな芝生広場とケヤキの木があり、野外コンサートやフリーマーケットを開催。コーヒーショップやレストランも併設する。7月19日(土)〜10月5日(日)は企画展「日比野克彦展」を開催予定。企画展入場料 一般900円、高校生以下・70歳以上無料(その他各種割引あり)

日比野克彦《種は船・金沢丸》 2007年 水戸芸術館広場での展示風景(2011) 撮影:加藤健
「植田正治写真美術館」

●10:00〜17:00/火曜休(祝日の場合は翌日休)および、12月10日〜2月末、展示替期間は休館/鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
WEB:www.houki-town.jp/ueda
名峰・大山を眼前にたたずむ写真美術館
鳥取県出身の世界的な写真家・植田正治の功績を伝えるミュージアム。作家本人より寄贈された約12,000点の作品を収蔵し、展示する。設計は高松伸。見逃せないのは、館内に設置された最大直径600mmという世界最大規模のカメラレンズ。自然豊かな大山山麓の立地を生かし、レンズを通して大山を鑑賞できる。6月8日(日)まで企画展「植田正治、砂と空と海と」を開催中。入館料 一般1,000円、高大生500円、小中生300円

企画展「植田正治、砂と空と海と」2025年6月8日(日)まで
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