おとなも こどもも! Fami活 サイクリング部 no.2 ブレーキ、効いてる?
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STEP① 走る前に調整しよう
「ブレーキ」は自転車のスピードを遅くしたり停止したりと、自転車の動きをコントロールするために必要な「安全装置」。ブレーキが効く仕組みにはいろんなパーツが関わっているので、乗る前に調整しておくのが大切だよ。ここでは手の大きさや身長に合わせて、ブレーキを握りやすくする調整方法をご紹介。![](/upload/column/image/51/magazine51_73_01.jpg)
まずは「腕の角度」を調整しよう。写真は、調整した後の正しい角度。ブレーキを握ったとき、上腕から手首がまっすぐになる角度にブレーキレバーの位置が来るのが◎。
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調整前のブレーキレバー。手首の角度に注目。ブレーキを握ったとき、手の甲が下がっていると路面の衝撃が手〜肩に伝わり、痛みの原因に。
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次は「指とブレーキの間隔」を調整。乗車中は、とっさの事態に対応できるよう、指2本をブレーキレバーにかけているのが正解。人差し指と中指をかけたとき、レバーに届く位置だとOK。
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最後は「レバーの引きしろ」の調整。握ったときにレバーの引きしろに余裕があるとOKで、グリップや指にレバーが当たるならワイヤーの張りがゆるんでいる。アジャスターボルトで微調整を。
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STEP② 走って練習しよう
「止まりたい、速度を落としたい」と思ってから、ブレーキを効かせるまでには、どんな動作をすればいい? 最初にすることはハンドルについた「ブレーキレバー」を指で握ること。すると「ブレーキワイヤー」が動いて「ブレーキ」本体に伝わり、走る速度をコントロールできる。かんたんなゲームを通して操作を練習しよう。![](/upload/column/image/51/magazine51_73_09.jpg)
ブレーキレバーはハンドルの左右についている。どっちが、どっち?「前の車輪が右のレバー、後ろの車輪が左のレバー」と覚えよう。基本の操作は、スピードコントロールをするときは左のレバーが中心。速度が落ちて停止するときに右のレバーを使おう。
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止まらなきゃ!とあせって、急なブレーキをかけると転倒の元。特に右のレバーは、勢いよく握ると写真のように前輪がロックして、乗車中に身体が投げ出されてしまうのでとても危険だよ。
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止まりたい場所でちゃんと止まれるように、ミニゲームでブレーキ操作を練習してみよう。クルマの通らない広場などでゲームにトライして、「ピタリ賞」を狙って。うまく止まるコツは、左のレバーを上手に使ってスピードコントロールすること。
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紙面掲載日:2021年10月22日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です