現在地はヨコハマ! 「Uncle Rinne ✕ CMWC 2023 Yokohama」

「アンクル・リンネ」は2021年2月からInstagramで発表。7.3万フォロワーのうち、95%以上が海外のファンだそう。8月に英国で開催される「UCIサイクリング世界選手権」に関連した作品も発表予定!
Instagram:@uncle_rinne

2023年、メッセンジャー世界大会が日本へ再びやってくる! cycle編集部は、「CMWC2023 Yokohama」の開催を祝して、今号をスペシャル版として制作。記事を通してメッセンジャーカルチャーへ最大の敬意を表したい。

全ページにわたる“メッセンジャー特集号”で表紙を飾るのは、いまや海外で大人気の自転車に乗るヒゲの紳士「アンクル・リンネ」。ある時は細身のヴィンテージバイクでツーリング、ある時はカーボンロードでヒルクライム、ある時はピストでスキッドを華麗にメイク。――そして2023年の夏、アンクル・リンネはついに、カーゴバイクでデリバリーするメッセンジャーになった!
疾走感あふれるこの作品は、「CMWC 2023Yokohama」のために描かれた。アンクル・リンネが無線で交わすコード「Ten-Twentee」は“現在地”を表すメッセンジャー用語。港町ヨコハマに降臨したアンクル・リンネが、カーゴバイクで駆け抜ける姿は最高にクール!

「自転車の楽しさをアートで盛り上げたい」と語るのはアンクル・リンネの生みの親であるイラストレーター・大野哲郎さん。「子どもの頃から自転車が好きで、レース観戦、バンク走行、キャンプツーリングと、さまざまな自転車の楽しみ方を経験してきました。転機は、高校生になった息子が自転車競技を始めたこと。日本で自転車競技はまだまだマイナーですが、もっと自転車のおもしろさを知ってもらいたいと、リンネのキャラクターを通して自転車カルチャー全体を描いていこうと考えました。デフォルメはしたくないタイプなので、できるだけ人物や自転車の特徴を出せるよう細部まで描くのを大事にしています」と大野さん。

1990年代のメッセンジャーカルチャーも知る大野さんが描いたメッセンジャー・リンネと一緒に、CMWCを横浜で祝おう!
text by 杉谷紗香(編集部)
紙面掲載日:2023年7月28日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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