世界の自転車ニュース no.60 はちみつの甘い香りが漂うタスマニアの極上トレイルで五感を刺激するMTBライド オーストラリア・タスマニア
text by 横井良祐(cycle編集部)

2015年、約20kmからスタートした「Blue Derby Mountain Bike Trails」。現在は全長125km以上のネットワークがあり、MTBワールドエンデューロシリーズが2回も開催される世界的なコースに成長。
Instagram:@bluederby

「Blue Derby Mountain Bike Trails」。タスマニアからはもちろん、豪州本土から定期的に訪れる人も少なくない。
しかし実際は、そこそこ大きなアップダウンでスピードが乗り、バームというすり鉢状のコーナーが点在。「本当にEASY!?」という印象を受けるテクニカルなコースだった。
また、特筆すべきは“匂い”。タスマニアはラベンダーが有名で、トレイル周辺にも野の花が多数生息するが、常にはちみつのような甘い匂いにあふれていた。嗅覚が刺激されるMTBトレイルなんて初めての経験だ。

トレイル入口のパンプトラックでウォーミングアップ!
私たちは3日間たっぷり、ダービーのトレイルライドを楽しんだ―いや、楽しませてもらった。MTBで旅をするといつも感じることだが、「私たちが走っているのではなく、走らせてもらっている」という気持ち。さて、次は、どの国の大自然に遊んでもらおうか。土産に購入したタスマニア島のはちみつの匂いを嗅ぐたび、ダービーの偉大な自然を思い出し、早くも次の旅へと、想いが走り出す。
紙面掲載日:2024年1月19日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です