レポート

Autumn2024

no.63

WEB掲載日

2025年2月19日

ゴールは京都の絶景グルメ! “出店者”も走る恒例ライド VILLAGE GREEN RIDE 2024

2024年9月15日(日)at京都市内
主催/サイクルショップエイリン丸太町店
www.sports-eirin-marutamachi.com

Eバイク参加はcycle編集部だけ!?「完走するのが仕事ですっ」。

9月中旬の連休に、京都市内のナイスな自転車ショップ「サイクルショップエイリン丸太町店」が主催するライドイベントに参加した。
 

9月中旬とはいえ35°Cオーバー。木陰で涼んでこまめに休憩。

始まりは、エイリン丸太町店の南部店長がいつもの笑顔で教えてくれたグルメ情報だった。「ここが京都市内!?って驚くような場所に、絶景とグルメが楽しめる最高のレストランがあるんですよ~。今年ここをお目当てにイベントをするんで、参加してくださいね!」。

ぜひ!と二つ返事で参加を心待ちにしていたイベント「VILLAGE GREEN RIDE」は、ショップとつながりの深いメーカーのスタッフが自転車で遊びに来て、みんなでサイクリングを楽しんだ後、ゴール地点では参加者・出店者みな入り混じって絶品ゴハンに舌鼓を打つという恒例企画。
 

途中に小川を見つけてドボン!「濡れてもすぐ乾く」と笑顔。

“出店者も一緒に走る”って一筋縄ではいかないけど、楽しそうな予感しかない!無料の紙媒体ゆえに“売るもの”がないcycleはイベント限定アイテムを作って、ライドも出店も楽しむぞ~と意気込んだ。

出店者ルートは60km弱。峠を越えるたび、一体感が生まれる。

当日は朝8時、嵐山渡月橋で集合。一般参加のみなさんを見送ってから、出店者チームは30名を超える大所帯でスタート!「ライド後に笑顔で出店できるエネルギーを残すこと」が課題のcycle編集部はBrunoのEバイク「e-tool」をお借りしての参加だったが、これが大正解。京都のサイクリストにおなじみの着時の獲得標高は1,000m以上!

「京都って奥が深いでしょ?」と笑顔の南部店長。リスペクト!

「さすが京都の道を知り尽くしたエイリンさんの考案したコースやな...」と何度も青ざめつつも、貧脚&運動不足のcycle編集部が完走できたのはEバイクのおかげ(大感謝!)。ゴールが近づくにつれて高まっていく、ライドの一体感を楽しむことさえできた。

ゴールの「鷹峯メルカート」にて。名物ローストチキンが絶品♪

イベントの根底にあったのは、「とっておきの道で自転車に乗る楽しみを、みんなで共有したい」という主催者の温かな“想い”。ゴール後の出店イベントに漂っていた、参加者と出店者が互いにリスペクトしあう雰囲気も格別だった。また参加したい!
text & photo by 杉谷紗香(cycle編集部)
紙面掲載日:2024年10月31日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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