土の上で遊ぶがテーマ! グラベルパークがオープン 「Giro Gravel Bike Park Madarao」 www.madarao.jp/gravelbikepark
「グラベルバイクでも楽しく走れるパークを目指して、昨年からルートを作ってきました」と語るのは、パークの設計と開発を担当したダイアテック株式会社の加納慎一郎さんと増田直樹さん。グラベルは「砂利」や「砂利道」を意味する英語。未舗装路や林道を自転車で走るアメリカ発の楽しみ方のことを指し、MTBよりも長距離を走破するスタイルは、近年日本でも人気が高まっている。
「開発のきっかけは、2019年10月に斑尾高原で開催した『GRINDURO』というグラベルイベント。このイベントが大好評に終わり、地元の方々と”信越エリアをグラベルの聖地にしよう!”と意気投合しました」。翌2020年から、ゲレンデや手つかずの森を活用しながら開発に着手したという。
「テーマは”土の上で遊べる場所”。子どもにも、大人にも、土の上でめいっぱい遊んでほしいと思っています。自然の中でワクワクして、元気になってもらえれば」。E-MTBのレンタルを完備(予約不要、1日5,000円、ヘルメット込み)し、「斑尾高原キャンピングパーク」が隣接するなど、初心者やファミリーも楽しめる環境が整う。
「斑尾高原には無数のグラベルが走っていて、日本では圧倒的スケール。ここを起点に周囲のルートもつなぎながら、エリアの魅力も楽しんでほしいですね」。営業は冬季をのぞいて、春から秋にかけてを予定。大自然の中でめいっぱい走ってみたい!
紙面掲載日:2021年7月21日
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