サイクルピクニック部 no.19 「チェアやハンモックを 自転車に載せて出かければ アウトドアがリビングに」の巻 チェアリング&ハンモッキング

撮影協力/株式会社箕浦 www.minoura.jp ロケ地/ビワコマイアミランド

「チェアリング」とは、イスを持って出かけ、好きな場所に座ってくつろぐだけのシンプルな遊び。そのハンモック版が「ハンモッキング」だ。キャンプのように気負って準備する必要もなく、思い立ったらすぐ出かけられる気軽さは、サイクリングとの相性も抜群。気持ちの良い場所を見つけたら、のんびり腰かけてみよう。風を感じながら景色を眺めるだけで、ぜいたくな時間がすごせるはず。
ハイセンスなカゴで道具を運ぼう

GAMOH
「キングキャリアジュニアKCM-2F(BLACK)」
12,210円(税込)
株式会社箕浦 www.minoura.jp

リュックで背負うより、前カゴやパニアバッグを活用すれば、荷物がよりラクに運べる。最近は、ミニベロやクロスバイクに似合うスタイリッシュなカゴも増えている。写真は、中空性フレームと無垢の天然木を組み合わせたフロントバスケット。アウトドアツールのようなデザインとタフさが魅力で、天板にひとつずつ押された焼印もいい味に。

チェアリング × コーヒー

アウトドア用チェアで自然の中のカフェタイム

アウトドア用のチェアとミニテーブルを心地良い場所にセッティングするだけ。コーヒーを飲みながら、頭を空っぽにしてのんびりリラックス&リフレッシュ! この開放感、街なかのカフェではなかなか味わえない。

持っていくもの
折りたたみチェア、ミニテーブル、飲みもの、おやつ、ゴミ袋など

置く場所を探そう

サイクリングしてチェアを置く場所を見つけよう。公園の森や広い水辺などのほか、近所に意外な穴場がないか、自転車で探してみるのも楽しい。今回は少し遠出して湖へ。

チェアを組み立てる

湖に面した心地よい芝生広場に決定。さっそくチェアとテーブルをセッティングしてみる。5分もかからず絶景のロケーションを独り占め!

コーヒーは気楽に

現地で淹れたてを味わうのは最高だけど、道具が荷物になるのが難点。飲みものは家から持って行くか、途中のコンビニ調達ぐらいの気軽さで。ゴミは持ち帰ろう。

少し移動してみる

湖面を眺めていたら、水に足をひたしたくなった! キャンプと違って、チェアリングなら場所の移動もすぐ。少し移動しただけで、見える景色が全然違う。

ハンモック × 読書

木陰のハンモックでお気に入りの本を

宙に浮いた状態で全身をあずける感覚は、ハンモックならでは。支柱や両端にバーのないタイプなら、チェアよりコンパクトに持ち運べる。リラックスして本を読んだり、うたた寝したり。自然の音に耳を傾け、心地良い揺れに身を任せよう。

持っていくもの
ハンモック、ツリーストラップ2本、養生用のタオルや布2枚、お気に入りの本など

設置場所を見つける

公園やキャンプ場など、木にハンモックを張っても良い場所かまず確認。木と木の間隔は4m程度。大人が両腕を回せるくらいのちょうど良い太さの木を見つけよう。

ツリーストラップを巻く

木の表面を傷つけないように、タオルなどの上からツリーストラップを巻く。高さは木の間隔やハンモックのサイズによるが、地上約1〜2mが目安。

ハンモックを張る

ハンモックを張り、高さを調節。最初は安全を考慮して低めに設置するのがベター。乗る前に一度地面に足をつけたままで腰かけ、高さや張り具合を確認しよう。

のんびりと読書を

木漏れ日の中、最高の読書時間を。身体をハンモックに対してやや斜めにすることで、心地良い揺れが体験できる。寝そべって見上げると視界には木々の緑と青空!
text by 足立知子(編集部)
紙面掲載日:2021年10月22日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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