自転車でやってみた! no.18 簡単!貼るだけリペア 自転車にまつわるあれこれを楽しく探求するコーナー。特集「自転車的SDGs」に関連して、実際にリペアに挑戦! お直しのアイデアは大阪のナイスな自転車店Bici Termini 店主・ミヤザキさんにアドバイスいただいた。

年末年始、自転車の掃除をしてみて気づいたのは、知らないうちにできてる「キズ」って結構あるな〜ということ。でも、表面のちょっとしたキズだけなら新品に買い換えるほどじゃない。そこで今回は、自転車店で聞いてみた、貼るだけでできるキズの「リペア」に挑戦! 自転車やバッグ類を長持ちさせよう。布、鉄、合皮などアイテムに使われている素材をよく確かめてから挑戦してね。
こんなとき① 自転車の表面キズは?

小さなキズ、発見!
掃除しても消えない、自転車のフレームやハンドルなどの表面キズ。塗装がはがれた程度なら自分でお直しOK。サビ防止にもなる。
リペアしよう
表面キズは「水に強いステッカー」でリペア。キズが隠れるサイズのステッカーやシールを用意しよう。
できあがり!
ステッカーを貼るだけなので、あっという間に完成。旅先など、好きな場所で買ったステッカーを貼る楽しみもできるよ!こんなとき② 合皮サドルが破れたら?

サドルの破れ、発見!
合皮はサドルやハンドル、バッグなどに使われているけど、丈夫さでは本革に敵わない。駐輪時の転倒などでもキズができがち。
リペアしよう
貼るだけで直せて便利なのは「合皮専用の補修シート」。近い色のシートをホームセンターなどで購入しよう。
できあがり!
直したい範囲に合わせて補修シートをハサミでカットして貼るだけ! サドルの形になじむよう貼り合わせ、完全に接着させて。こんなとき③ 布バッグに穴があいたら?

小さなキズ、発見!
バッグやウェア、キャップなど、毎日身につける布製品は使い込むほど小さな汚れ、ほつれが自然発生。穴が小さいうちに直そう!
リペアしよう
アイロンで接着する「ワッペン」を使えばサッとリペアできる。アイロンNGの布は針と糸で縫い付けて。
できあがり!
今回は帆布バッグをリペア。カラフルなワッペンがバッグの良いアクセントに◎。カスタムを楽しむ視点でお直しして、長く使おう。紙面掲載日:2022年1月14日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です