雄大な白馬の自然を舞台に全力で「自由」を楽しむ 「OMM LITE/BIKE HAKUBA,OTARI」 2022年7月23日(土)&24日(日) at 白馬村(長野)
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7月末。SNSに流れてきた、とあるイベントの投稿。大自然の中をサイクリングしたり、キャンプしたり、BBQしたり、とってもおもしろそう! どうやら「OMM LITE/BIKEHAKUBA,OTARI 2022」というイベントらしい。もっとくわしく知りたいと思った編集部は、投稿者である京都の自転車店、eirin丸太町店&サイクルハテナの店長、南部さんにコンタクト。イベントの魅力をレポートしてもらった。

text by 南部真(eirin丸太町店&サイクルハテナ店長)

チェックポイントの場所はオン・オフ問わずさまざま。農道グラベルを経て目指すのは、山中に設定された高得点のポイント。

”頭を空っぽにして楽しみ尽くした者こそが勝利者!”。従来の自転車イベントとは一味違った魅力がある「OMM LITE/BIKEHAKUBA,OTARI 2022」。最高に楽しく刺激的なイベントに、スタッフみんなで参加してきました!
「OMM(Original Mountain Marathon)」は、1968年にイギリスで始まった山岳レース。今回参加した「LITE/BIKE」は、そのスピンオフイベントで、白馬の雄大な自然を舞台に、ラン部門とバイク部門が同時に行われた。
 

アドベンチャー感満点の自転車担いで川渡り! ぬれることを気にせず童心に戻った者が勝ち。

OMMの特徴的なルールが、GPSやスマホの使用禁止! 地図とコンパスを頼りに各チームで独自のルートを選択&ナビゲーションしながら、砂利道、トレイルなど、多彩なロケーションに設定されたチェックポイントを、制限時間内に回って得点を競う。自転車界では、ほかに例を見ない新感覚のロゲイニングイベントだ。1チームは2~5名で編成できるので、初心者が参加しやすいのも魅力的。

舞台のエリアマップに加え、レース直前に各チェックポイントの得点表が配布。どんなルートで回るか?地図読みのスキルが重要。

チェックポイントは宝探し感覚。スキー場のゲレンデや山中、峠の頂上などの絶景ポイントから、街中、河原、神社、つり橋、農道まで。時には草むらの裏側など、「いじわる!」な仕掛けもある。ちなみに、レース中にコンビニや定食屋でごはん休憩もOK! 中には悠長に釣りを楽しんでいる人も見かけたり(笑)。
 

DAY1後に待っているのはキャンプや温泉でのチルタイム。がんばるほどにこの時間が染みる。

イベントは2日間かけて行われ、DAY1後の自由時間も楽しみの一つ。会場にはキャンプサイトが設置され、夜にはBARもオープン。心地良い音楽とリラックスした空気の中、仲間とのチルタイムやBBQを楽しんだり、近くの温泉やご当地グルメを楽しむこともできる。

やはり、このイベントの肝は、従来の自転車イベントのように、「決まった楽しみ方」が用意されていないことだと思う。競技として上位を狙うのも、観光気分で写真や会話を楽しむのも、白馬の景観を含めたイベント全体の空気を満喫するのも、参加者の自由なのだ。

チームは常に一緒に行動するルール。ルートミス(泣)も、ゴールの達成感(嬉)もチーム全員で共有!

どのようにこの場を楽しくすごすのか? それが各々の思考に委ねられ、ルールやマナーを順守しながら、リベラルに遊び尽くさんとする雰囲気が心地良い。普段から自身が自転車に感じていることにリンクするし、参加者のバイクやギアに「楽しむため」のリアルなスタイルがあるのもシンプルに格好イイ!

ちなみに、レース結果は総合8位/101位! 大健闘で終えられたのは、DAY1後の夜にBBQで食べた極上和牛ステーキが要因でしょうね。ということで、たっぷり満喫してきたイベント。来年も参加決定なのです!

取材協力: eirin丸太町店 www.sports-eirin-marutamachi.com

 
紙面掲載日:2022年10月21日
※記事の内容は紙面掲載時点の情報です
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